猫の口臭が生臭くなった。毛づくろいをした後の猫が臭い。

動物病院で歯垢や歯石を指摘された。

歯磨き方法を教わったけれど、上手にできない。

猫のお口のケアで悩みを抱えていませんか?

 猫の口臭で1番多い原因は歯周病です。

3歳以上の猫の8割が歯周病ともいわれています。

歯垢、歯石が歯に蓄積すると歯周病になってしまいます。

 猫の口臭予防には歯磨きが1番です。

でも、歯磨き以外に手軽に歯垢や歯石を抑える方法があれば知りたいですよね。

 この記事では、歯垢や歯石の蓄積を抑えてくれるデンタルケアの餌やサプリおすすめを5選ご紹介します。

デンタルアの餌やサプリは、早い段階で取り入れることで、猫のお口の健康を守ることになります。

この記事を読めば、猫のオーラルケアの餌やサプリについて詳しくなっていると思います。

 ホームセンターやペットショップで手に入る商品がほとんどですので、ぜひ参考にしてみてください。

猫の口臭の原因

猫の口臭で1番の原因が歯周病。

歯に蓄積した歯垢や歯石に、細菌が住みつくことで歯周病になります。

歯磨きをしない猫に多く、3歳以上の猫の8割が歯周病とも言われています。

糖尿病の猫も免疫力が落ちているので、歯茎の炎症がおきやすく口臭が出ることがあります。

腎臓の病気を抱えている猫は、おしっこがうまく体の外に出せなくなり、体の中で循環して、アンモニアのような口臭が出ることがあります。

【猫の口臭をチェックするポイント3つ】

猫の口臭はどのようにしたらチェックできるのか、簡単なポイントを3つご紹介します。

【猫の口臭をチェックするポイント3つ】

  1. 猫が毛づくろいをした後の体が臭い。
  2. よだれを垂らして寝ている。
  3. あくびが臭い。

毎日スキンシップを取っていれば、猫の口臭にすぐに気が付くと思います。

いつもと様子が違う、口臭が急にひどくなった場合には、獣医師の診察を受けましょう。

猫の口臭ケアにおすすめしたい【餌】ペットフード

「猫の口臭が気になってきたので何か対策を打ちたい。」

そんな方におすすめしたいフード5選を紹介します。

ここでは、比較的手に入りやすいおすすめのデンタルケアの餌を紹介していきます。

【ロイヤルカナン オーラルケア】

・独特な食感の粒が、歯垢・歯石の蓄積を抑えてくれます。

粒が硬くよく嚙むことで、唾液がたくさん出て歯の汚れを洗い流します。

生後12ヶ月以上の猫に。

【カナガン デンタルキャットフード】グレインフリー

・カナガン独自開発の海藻由来のプロデン・プラーク入り。

食べながら口内環境を整えて、プラークをコントロール。

全年齢対応。

【グリニーズ 歯磨きスナック】

・キャットフードではなく歯磨き専用スナック。

独特の形の粒を噛むことで歯垢・歯石をコントロール。

成猫用。

【デンタルライフ ピュリナワン】

・こちらも猫用スナック。

通常よりも穴の多いクリスピーを、サクサク噛んで歯垢・歯石をコントロール。

成猫用。

【プロデン デンタルバイツ】

・天然の海藻由来の粒。

1日数粒食べて口臭・歯垢・歯石を軽減。

※海藻ヨード入りなので、妊娠・授乳期の猫には使えません。

猫の口臭ケアおすすめの餌は、ペットショップやホームセンターでも買うことができます。

気になる方は、実物を手に取ってみてください。

 猫の口臭ケアにおすすめしたい【サプリ】

猫の口臭ケアおすすめのサプリ5選をご紹介していきます。

【共立製薬 デンタルバイオ】犬猫用

・口内環境を守るプロバイオティクス、ラクトフェリン入り。

粒のまま与える。粉にして歯茎にぬる。

成猫用。

【マインドアップ 猫口ケア オーラルヘルスパウダー】

・口内環境を整えるラクトフェリン、乳酸菌60億個入り。

ミルクフレーバーの粉末で、フードにかけて与える。

成猫用。

【犬猫用サプリ お口ピカピカデンタルクリーン】

・国産パパイン酵素、ビフィズス菌、納豆菌入り。

粉末をフードにかけて食べることで、歯垢・歯石の沈着を防ぐ。

子猫から成猫まで。

【DHC 猫用おやつ オーラルケア】

・柿抽出物、グロビゲン入りで、歯と口をきれいに保つ。

粉末なのでフードにかけて。そのままお皿にのせて与える。

生後3ヶ月未満は使えません。

【トーラス 歯みがきラクヤー】

・口内環境を清潔に保つグロビゲンPG入り。

顆粒タイプで毎日のフードにかけて与えるだけ。

子猫から成猫まで。

猫の口内環境を守るおすすめサプリも、ホームセンターやペットショップで購入できる商品です。

獣医師に相談してから与えることをおすすめします。

猫の口臭を予防するには

猫の口臭を予防するには、歯磨きが一番です。

子猫のころから徐々に歯ブラシになれさせることで、歯磨きができるようになります。

歯ブラシはペット専用の物もありますが、乳児の歯ブラシでも代用できます。

猫の歯磨きには、ヘッドが小さくて柔らかい歯ブラシを選びましょう。

市販のガーゼで拭き取る方法もあります。

水に濡らしたガーゼを人差し指に巻き付けて、猫の歯の表面を軽くなぞります。

このときに、歯茎が赤く炎症を起こしていないか確認しながら行います。

少しでも異変があったら、迷わず獣医師の診察を受けるようにしましょう。

歯磨きを嫌がる猫には、フードやサプリメントを使ってみるのもおすすめです。

水に混ぜる水歯みがきもあるので、猫の性格や好みに合わせてお選びください。

猫の口臭ケア【餌·サプリ】おすすめ5選 まとめ

今回は、猫の口臭ケアの餌とサプリおすすめ5選ご紹介しました。

動物病院で歯磨きの方法を教わっても、素人には難しいですよね。

むりやり猫を抑えつけて歯磨きをすれば、猫も飼い主もケガをしてしまいます。

猫がどうしても歯磨きをさせてくれない時には、餌やサプリに頼ることもいいと思います。

早い段階でオーラルケアの餌やサプリを取り入れていけば、健康な歯を保もつことができます。

ただ、餌やサプリはあくまで補助。

猫の口臭に1番効果的なのは歯磨きです。

週に2~3回でも十分だそうです。

猫の口臭予防には、定期的な動物病院の診察が欠かせません。

子猫の頃から歯磨きができるようにしつけることも大切です。

どうしても無理なときには、獣医師と相談しながら餌やサプリに頼りましょう。

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